久々に使っているTeXのバージョンを上げようとしていました。毎回正しく急バージョンを消せるかどうか自信がないので、TeXを使う人であれば読んでいるであろうTeX Wikiにまた行きました。
そしていつもどおりMacTeXのタブに行って、公式の削除手順を実行しようとしましたが、そのページの下に MacTeX で、使用しないバージョンの TeX Live を削除してみる。 というブログがあると気づきました。
なので今回はこちらの方法で試してMacTeXのバージョンアップデートを市てみました。ほぼそのままやりましたので、手順を以下のように転記しておきます。
- MacTeXの公式サイトから最新版の
MacTeX.pkg
をダウンロードして、通常どおりにインストールします。 - インストール完了後、TeX Live Utilityを起動して、画面上のタスクバーから 設定→TeXLiveの規定版を変更… を選択して、最新版が既定値になっていることを確認します。なっていない場合は変更します。
sudo tlmgr remove path; sudo /Library/TeX/texbin/tlmgr path add
を実行してtlmgr
のパスを通し直して、texのbinファイルたちのパスを更新します。sudo tlmgr --version
を実行して、最新版になっていることを確認します。sudo rm -rf /Library/TeX/Distributions/TeXLive-20XX.texdist
とsudo rm -rf /usr/local/texlive/20XX
を実行して旧バージョンを削除します。
これでMacTeXは新しいバージョンにアップデートされましたので、最後にsudo tlmgr update --self --all
をターミナルで実行して各パッケージを最新にすれば終わりです。
実際全部消してからクリーンインストールすると手順が逆になっていて、パスの変更なども必要ではあるが、GUIアプリが消しきれいないことやGSM系の削除をし忘れて変なことになるのを防げますのでこれからはしばらくこちらの方法でMacTeXのバージョンアップをします。